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学給 フードリサイクル着実に成果 重点校を拡大/札幌市教育委員会
【石狩中央】札幌市教育委員会は2008年度学校給食フードリサイクル事業の概要をまとめ、このほど開かれた関係者で構成する連絡会議に報告した。フードリサイクルを実践することで、児童・生徒の食べ残しが減り、地産地消や食物への関心が高まったことから、09年度は重点校を増やすほか、対象作物についても増やす方向で検討している。
同事業は06年度からスタート。給食から出る残さを堆肥(たいひ)にし、それを使い農家で栽培してもらった作物を給食で利用するというもの。このほか重点校を指定し生ごみ堆肥でさまざまな作物を学校で育て食育に役立てている。
今年度は札幌市内の小、中、特別支援校(養護学校など)、定時制高校の全校(313校)でフードリサイクルで作ったレタス、タマネギ「さつおう」を給食に使った。
これに関連して234校(76.2%)の学校が、フードリサイクルの仕組み、地産地消、生ごみの資源化、タマネギの生育などについて教材として役立てている。307校を対象に行った調査では、児童・生徒の反応は「タマネギサラダの食べ残し が以前の31%から19%に減った」「環境への配慮 について考えるようになった」「フードリサイクルへの理解が深まった」など、事業の成果が着実に現れた結果となった。
こうした結果を受け09年度は、レタス、タマネギのほか作物を増やす方向で、協力団体のJAさっぽろに検討を依頼している。また、生ごみ堆肥を使い学校で作物を育てる重点校も7校から10校に増やすことにしている。
掲載日:2009/01/12 発行元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道
