トップ
どさん子育て隊『食育教室リポート』
稲作体験塾「調理編」リポート

Jリーガーと料理の楽しさ共感
今年度で4回目となるJAグループ北海道と北海道教育大学、北海道フットボールクラブは平成24年1月13日(金)、ホクレン食と農のふれあいファーム「くるるの杜」調理加工体験施設において、「稲作体験塾(調理編)つくる楽しさ・いただく喜び」を開催した。
「稲作体験塾」は、JAグループ北海道と北海道教育大学が将来教師を目指す学生たちに農作業など体験を通じて「食」や「農」の大切さを多くの子どもたちに伝えてもらうことが狙いだ。
昨年5・9月に田植え、稲刈り・パールライス工場見学を実施し、学生たちは「生産」から「流通」までの過程を学んだ。今回は、総まとめとして、北海道産食材・国産食材を学び、調理する楽しさや命をいただくことの感謝や料理をみんなでいただくことの喜びを感じてもらい、日本の食文化にふれる学習をする。その基本となるごはんをおいしくいただくためごはんの炊き方・ごはんにあうおかずについて学び調理する。
今回の参加者は、家庭科の教師を目指す北海道教育大学 総合学習開発専攻 生活・食育グループの学生9人(1年生9人)。そして、「コンサ・土・農園(コンサ・ド・ファーム)」でじゃがいも、とうもろこしの植え付け、収穫を体験したコンサドーレ札幌の近藤祐介選手、岩沼俊介選手、曳地裕哉選手、古田寛幸選手の4名が参加した。
まず、主催者を代表してJA北海道中央会総合管理室の岩田得宏室長が「農業を体験することで、命の大切さや『いただきます』という感謝の心を強く持って欲しい」と挨拶した。

参加者は、料理研究家の坂下美樹さん( http://www.nagomitable.com/ )の指導で昆布とかつお節の「合わせだし」を取り、道産農産物を使った煮物やだし巻き卵、みそ汁などを作った。

普段料理をしないコンサドーレ札幌の選手は、同年代の学生と協力しながら、JAびばいの中村地区で収穫したお米「おぼろづき」を鍋で炊き、だし巻き卵を焦がさないように悪戦苦闘しながら焼いていました。学生たちも選手との調理で最初は緊張していたようだが、すぐに打ち解けて楽しく笑いながら調理をしていた。坂下先生の指導や「くるるの杜」五十嵐さんのサポートを受けながら各グループとも1時間の中で、ご飯、だし巻き卵、煮物、みそ汁を完成。


坂下先生の「いたただきます!」で食べ始め「ご飯」のおいしさに学生も選手も終始笑顔。また、中国からの留学生が作る本場の「水餃子」も美味しくいただきました。

閉会にあたり北海道教育大学 眞田雄三理事が「この食育連携を通じて「食」と「農」をつなぐ教員になって欲しい。一連の経験を基礎に勉強を深め、北海道の基盤産業の農業と生きる基礎である食を結びつける役割を果たして欲しい」と挨拶いただいた。

学生たちは、食べ物の生産現場や流通過程、そしてそれを食するまでを体験・学習したことで、大地から自分たちの食卓に農畜産物が届くまで、その間にいる生産、製造に関わる人の思いや苦労などを知り、「食」の大切さを改めて知ったことだろう。
この体験を通して自分たちが得た感動を子どもたちに伝え、是非、経験もさせてほしい。

